札幌さんぽ、羊ヶ丘の新そば祭り2011年

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羊ケ丘の新そば祭り2011年

2011年10月 1日

　羊ヶ丘と言えば、どの観光ガイドブックにものっているメジャーな観光地です。
このホームページでは、メジャーな観光地はあえて避けていました。でも今回は例外。なぜなら、新そば祭りが羊ヶ丘で開かれたからです。

新そば祭りといえば幌加内が有名です。あまり知られていませんが、札幌でも毎年開かれています。今回は札幌羊ヶ丘の新そば祭りのレポートです。

　９月18日、お天気はあいにくの雨もようでした。晴れていたら羊ヶ丘はとても気持ちのいい場所なんですが。

　気を取り直して、新そば祭りメイン会場レストハウスの１階へ。

手打ちそばの店と、機械打ちのダッタンソバの店が出ていました。どちらもにぎわっていました。

そば粉で作ったパンやお菓子も売っていました。

手打ちそば体験コーナー。小さな子供さんも丁寧な指導で上手にそばを打っていました。

　北海道農業研究センターのブースでは、ソバの新品種を宣伝していました。

その名も レラノカオリ。早熟、大粒、多収品種で、栽培は来年からだそうです。

さて、新そば祭り関係は

ひととおり見終わったので、レストハウスとなりオーストラリア館へ。羊ヶ丘なので羊つながりでオーストラリアなのかな・・？んっ！よく見たらオーストラリアではなくて、オーストリアでした。なんでオーストリアなのでしょう？中はふつうの観光土産売り場でした。

　売店で羊乳アイスを発見！羊乳アイスって何だ？珍しいので１つ食べてみました。不思議な味です。なんというかマトン肉風味とでもいいましょうか。ジンギスカンが好きな人にはいいかもしれません。

　羊ヶ丘といえば羊がのんびり草を食む光景が名物です。せっかく来たんだから外の牧場に行ってみましたが、雨のせいなのか羊は一頭もいません。

　ぶらぶら歩いていると羊の絵を描いてる建物を見つけました。のぞきこんでみると、いました。ここは羊さんのお家のようです。ここの羊は羊毛も肉もとれるコリデール種という角の無い品種だそうです。

　羊小屋の近くに足湯温泉がありました。ここで温泉を掘り当てたというわけではなく、遠くの泉源から運んできているようでした。自動販売機でタオルも販売していました。

　ところで羊ヶ丘にはクラーク博士の銅像がありますが、クラーク博士と羊ヶ丘にどういう関係があるのでしょう？　実は、クラーク博士は羊ヶ丘に何のゆかりもありません。

北海道大学のクラーク像に観光客が押し寄せて勉強のじゃまになるということで、観光名所である羊ヶ丘に新たに銅像を建てたのだそうです。

ちなみに、羊ヶ丘も元々は羊の飼い方を研究する国立の研究所でした。実は今でも羊ヶ丘は農水省系の農業研究所の敷地です。ここも観光客がふえて研究のじゃまになるということで、研究施設に観光客が立ち入らないように丘の一部を限定して観光施設としたのだそうです。

　観光客には来て欲しいのだけれどもじゃまという札幌市民のジレンマを感じますね。