そばの保存方法
手っ取り早いのは冷蔵、長期の場合は冷凍です。
粉や打ち方で違いますが、冷蔵の場合は3日から10日はもちます。冷凍の場合は上手にやれば一ヶ月以上持ちます。
注意点としては、
・一回で使いきれる分ずつ小分けにする。
(出し入れを何度もすると切れます。)
・完全に密閉できる容器か袋を使う。
・無駄な空間をなるべく作らないようにする。
(結露が多くなってべたべたになることがあります。)
・どうしても空間や隙間が出来るときは紙タオルなどで覆う。
冷凍の場合解凍にさらに注意が要ります。
・出来るだけゆっくり時間をかけて解凍する。
(冷蔵室で一晩ぐらいかけて解凍するのがお勧めです。)
・完全に解凍できるまで開封しない
(凍った状態で外気に触れると大量の結露を発生します)
・凍ったまま茹でたり電子レンジでの解凍は不可。
(ほぼ確実にばらばらに切れます。)
そば粉でもさなごの混ざった物、あるいはさなごまで粉にした物は長期の保存に向きません。味、風味が極端に変わりやすいので取り扱いにはまた別のコツを必要とします。打ちたてが美味いというより、打ちたてでなければ食べられない
とも言える粉です。「さなご」とは「すえこ」ともいいますが、挽き分けたとき最後まで残った粉、あるいは残した粉のことで、そばの糠だと思ってください。
黒いそば粉の黒はご存知のとおりそば殻の粉です。玄そばの洗浄が不十分な場合、雑菌が混入して長期の保存に向かないものもあります。
これからの季節はそばにとっては好いとはいえませんし、食中毒の心配もでてきます。そのあたり十分ご注意ください。
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