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そばが下まで切れません。

2016年05月11日 

 そば打ちの切りに関して質問です。

ある程度納得のいくそばができるようになったのですが、どうしても、切る作業の時に、どれだけ力強く押すように切っても、まな板(プラスティック素材)と接触している、一番下の部分がくっついてしまい、下まで切れません。(切れなかったところを、少し筋が入っているので、手でほぐそうとすると、案の定短く切れたそばになってしまいます。)

まな板を新品(プラスティック素材)に変えて、包丁を研いで行っても同じ結果です。

生地が、加水率が高く柔らかいせいなのかとも思い少な目で打ったそば生地でも同じような結果になってしまいます。

まな板は木ではなくてはダメなのでしょうか?そうだとしたら、どのようなまな板を購入すればよいのでしょうか?

または、切る前にまな板に敷く打ち粉が足りないのでしょうか?

もしそうだとしたら、程度が分からないので困っています。

よろしくお願いいたします。

 答

 喜心庵のホームページをごらんいただき ありがとうございました。

そばが切れずにくっついている、いわゆる「いかだになる」という状態ですね。 恥ずかしながら同じ悩みを持っております。 悩んでいるものがアドバイスするのも忸怩たるものがありますが、 ジタバタしているなかからでも、参考にできることがあれば幸いです。

あくまでも個人的な感想、コダワリと言うやつですが、 打ち粉が少ないほうがおいしいような気がするので、 なるべく少ない打ち粉で打つようにしています。 そうすると困ったことに、いかだになることが多くなります。 そこで加水量を自分が打てるぎりぎりまで減らして堅めの生地にすると、 ある程度は、いかだを防ぐことができます。

私のような変なコダワリがなければ、打ち粉を十分に施せば、 いかだは防げると思います。 たたむときやまな板の上に載せるときはもちろんですが、 伸す時にも打ち粉をしっかり施したほうがいいようです。

伸すときの打ち粉の必要最小限を探りながら伸していると、 切ってみると、いかだになることもあります。 そういう時は、こま板を若干手前に引くような感じで強めに押さえて切ります。

以前は、こま板をつまみとろうとする感じと説明したこともありましたが、 わかりにくいですね。 どちらにせよ説明が下手ですみません。

こま板の押さえ方でも、いかだを防ぐ可能性があるかもしれないということで、 試していただければと思います。 多分、打ち粉を十分にするだけでいかだは防げると思います。

まな板の上に包丁の刃を置いて隙間が出来るようなら、 隙間より厚く打ち粉を敷く必要があります。

また、隙間が多いときは、切れすぎる包丁は,包丁がまな板にくいこんで、 かえって切れ残りが出やすくなります。 多少切れ味の落ちる包丁をまな板の上を少し滑らせるように切ると切れ残りを減 らせます。

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