喜心庵のホームペジをごらんいただきまことにありがとうございます。
そばを切る時ですが、どこを見ながら切ればいいですか?
目の位置は、包丁がそばを切っているところの真上です。つまり包丁の上に頭がきます。
当然そばを切っているところを真下に見下ろします。
包丁を使うときの台の構造にもよりますが、この時左足を前に出すと包丁を持つ右手の動きが楽になります。(左利きなら逆です。)
この角度から見ると、リズミカルに包丁が動くときはまるで包丁からそばが生まれて来るように見えます。
視線の事を考えながら 切っていたところ 駒板から包丁が外れてしまい 指を切ってしまいました
。
お気をつけ下さい。
たとえば、歩く時、左足を先ず出して重心をその足に移動させながら右手を前に振りながら...なんて歩き方を考えながらでは、歩けません。歩くときは歩き方なんて考えていないはずです。
包丁がそばを切る様子をしっかり見て目を離さないで切ります。
最初のうちは切り幅が揃いませんが、揃えようと思いながら何回も包丁を握っていると徐々に揃ってきます.
はやく指を治してそば打ちを楽しんでください。