喜心庵
による蛇足な註釈
麺虫
唐時代の『宣室志』に消麺虫という虫のことが書かれている。人の腹の中に棲み、人が食べた麺を腹のなかで食う。この虫にとりつかれると、いくら麺を大食しようとも満腹にならないという。
この箇所は「消麺虫にあらざればこれに及ばざるか」の写し間違いではないかと思う。
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