喜心庵による蛇足な註釈
粟の飯五十年の夢
中国の唐時代の伝奇小説『枕中記 』より、邯鄲の枕、一炊の夢ともいうエピソード。田舎から都に出て、立身出世した男が、目覚めると都に出る前の青年に戻っていて、都に出てからの50年は、茶店で粟粥が炊けるのを待って昼寝している間の夢だったんだと気がつくという話。
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