喜心庵による蛇足な註釈
鞍掛橋の鴨南蛮
馬喰町の倉掛橋のそばで、最初「笹屋」が元祖鴨南蛮と称して営業しており、後「伊勢屋」が元祖鴨南蛮の営業を引き継いだようだ。笹屋と伊勢屋との関係や、営業を引き継いだ経緯は不明。正式な屋号で呼ばれることは無く、「鴨南蛮」の通称で通っていたらしい。 参考:新島繁著 『蕎麦の事典』
「鞍掛橋の下をながれる水は、神田川のわかれだらうか、鴨南蛮の黒い細い煙突や・・・」(泉鏡花 下町歳事記)
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