喜心庵による蛇足な註釈
紫苔
紫苔は「すむのり」と読むが、ここではただ単にふつうの紙状に干した海苔のことらしい。
すむのりとは、アサクサノリの別称。かつては、海苔の材料はアサクサノリだったが、現代ではスサビノリを原料に海苔を作っている。
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