手打ちそば喜心庵
きせつ
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 蕎麦全書  寛延四年 日新舎友蕎子 著
『蕎麦全書』は 寛延4年西暦1751年に、日新舎友蕎子という人物によって書かれました。日新舎友蕎子は江戸の住人であったという事よりほか、生没年、職業、本名すらなにもわかっておりません。蕎麦全書は江戸時代に書かれた唯一の蕎麦専門書といわれております。

目次

巻之上

本朝食鑑

新蕎麦の事

深大寺蕎麦の事

蕎麦仕様概略の事

役味概略の事

江戸中蕎麦切屋の名目の事

そば後蕎麦湯を出す事

 

巻之中

本朝食鑑

蕎麦の角力の事

友蕎子手製蕎麦入用之具

手製蕎麦家法

密絹篩にて是をふるふ

家製蕎麦汁之法

家製に用る役味の品

役味総解

 

巻之下

けんどんそば始りの事

ぶっかけそば始りの事

新吉原蕎麦切屋はじまりの事

精進に用うる華鰹を仕様の事

蕎麦を練るに色々法有る事

蕎麦切屋と云はずして大方温飩屋と唱ふる事

蕎麦切屋のそば小麦粉を入る割の事

蕎麦後吸物の事 蕎麦を消する薬の事

蕎麦の出る諸州所々の事

諸国名の有る蕎麦の事

江戸中蕎麦切屋名寄附名目

江戸中麪粉屋名寄 蕎麦切屋饂飩味噌の事

辺土のそばへ稗を入るゝ事

馬喰町馬場蕎麦切屋大に減ぜし事

河漏を蕎麦切の文字にする事

卵麪こしらへ様の事

素麪をそば切料理にして食す仕様の事

麦飯拵へ様の事

大麦切こしらへ様の事

葛切拵へ様の事

温飩煮法有る事

冷麦切煮様の事

米切拵へ様の事

駅路そばの事